フランスのボルヴィック水源が枯渇する可能性が浮上しました。キリンが昨年末でミネラルウォーターの「ボルヴィック」の出荷を販売終了すると発表していましたが、これが理由だったのかと納得しました。
日本であまり水問題について報道されていませんが、海外では水問題は大きく取り上げられます。そもそも地球の水のうち、飲める水ってたったの0.01%なんですよね。
なので、今回のボルヴィック水源の枯渇危機はけっこうヤバいです。
この記事ではボルヴィック水源の枯渇の原因や理由に加え、日本への影響についても調べました。
ボルヴィック水源の枯渇の原因や理由は?
フランスのボルヴィック水源の枯渇危機の原因は、地質学者によると過剰な採水とのこと。
キリンが販売してたミネラルウォーター「ボルヴィック」もこのフランスのボルヴィック水源から採水したもので世界的に有名な水源地となっていました。
過剰な採水が原因で、ボルヴィック水源の周辺の地域は川が干上がったり、野菜や作物が育たなかったりと深刻な影響が出ています。まさか、水の汲みすぎでボルヴィック水源が枯渇するかもなんて誰も予想しませんよね。
このボルヴィックを生産している工場が今後ボルヴィック水源の採水の頻度を減らすのかは発表がありませんが、このまま行くと確実に枯渇してしまいます。
ボルヴィック水源が枯渇すると、周辺地域の野菜も育たなくなり二次被害が出てしまいます。この野菜たちも世界のマーケットに出荷されるかもしれませんので、購入ができなくなる地域が出ても不思議ではありません。
ボルヴィック水源の枯渇で日本に影響は?
ボルヴィック水源が枯渇することで日本に直ちに影響がでることはないと思います。最近だとキリンがボルヴィックの出荷を終了したので、そのミネラルウォーターの入手ができなくなったくらいかなと。
とはいえ、ボルヴィック水源に限らず世界の水源が枯渇してくると日本にも影響が出て来る可能性が高いです。
まず、水ですね。キリンが販売終了したボルヴィックのように外国からミネラルウォーターを輸入することが難しくなるかもしれません。地球の水のうち、飲める水は全体の0.01%しかありません。

ボルヴィック水源を始めとした水源が枯渇していくと、0.01%の水が0.001%になる可能性もゼロではないです。で、そのうち水の取り合いになるので戦争も起こるかもしれません。
次に食物問題ですね。
野菜を始めとした食物も水がないと育たないのは当たり前ですよね。日本は米以外の自給自足率がショボいので、外国から食物を輸入しています。
食物を育てる水が減少すると、食物自体の生産量は落ちます。自国で賄う量しか生産できなければ日本に売ることはなくなるので、日本の食文化が崩壊します。というより、死活問題になります。日本総出で畑を耕す日がくるかも。。。
いまのところ、ボルヴィック水源が枯渇したところで直ちに日本に影響はありませんが、将来的には水の供給量、食物の輸入自体が苦しくなるのかなと予想しています。。
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