令和納豆宮下裕任社長がクラウドファンディングで詐欺?経緯を説明!

クラウドファンディングを利用しオープンした令和納豆が納豆定食無料パスポートを一方的に没収するという状況が続発し、詐欺行為だと話題になっています。

令和納豆は2019年クラウドファンディングを利用し開店した納豆専門であり、店内で納豆を利用した定食を提供しています。そしてこの時のクラウドファンディングの見返りとして出資者に提供されたのが今回話題になっている納豆ご飯セット一生涯無料パスポートでした。

しかし、このパスポート利用者が規約違反を理由に一方的に没収されるという報告が相次いでおり、この事態を「詐欺行為なのでは?」と見る方もたくさんいるようです。

令和納豆が起こした今回の問題を詳しく見ていきましょう。

令和納豆が詐欺行為?経緯を説明

令和納豆が今回起こした事例を順を追って見ていきましょう。

令和納豆の問題勃発までの経緯
  • 2019年、店舗設立の為クラウドファンディング開始
  • 出資者の上限100人が即決定し、1000人の追加募集を行う
  • 2019年7月10日(令和元年)店舗開店
  • パスポート利用者から一方的に没収

ざっくりと一連の流れを見るとこの様な感じですね。

令和納豆は2018年に茨城県で生まれ育った宮下裕任さんによって設立された会社です。そしてその翌年の2019年に茨城県水戸市に店舗を構える為、クラウドファンディングを利用し資金を集める事となりました。

クラウドファンディングとはインターネットを通じて自分の活動を応援してくれる方から資金を提供してもらうというプロジェクトであり、出資者に対して何らかのリターンを渡しますが、この時は納豆ご飯セット一生涯無料パスポートが配布されました。

このパスポートを利用する事で出資者は600円の納豆定食を1日1回無料で食べる事が出来たんです。

ちなみにクラウドファンディングでの1人あたりの出資金は1万円となっており、17回使用すると元が取れる計算となります。

この一生涯納豆定食無料という内容がとても魅力的だったのか、当初設定した100人の出資者は直ぐに集まりパスポートは即完売状態となります。この状況を受け、令和納豆は追加で1000人の出資者を募る事を発表しました。

ちなみにこの当時の状況がライブドアニュースに掲載されており赤字に対する質問が行われていました。

–赤字にはなりませんか?
令和納豆は最低でも100年は続くお店にしたいので、徹底的なコスト分析と、1000名分のパスポートが売り切れになってもお店が黒字経営していけるような仕組みを準備しています。
私たちのビジネスモデルがオープンから上手く機能し、ご来店いただくお客様に「また来よう。」と言っていただけるように、店舗運営をしてまいります。

https://news.livedoor.com/article/detail/16453610/

クラウドファンディングによって資金を調達した令和納豆は2019年7月10日、令和元年納豆の日に茨城県水戸市に会社初となる店舗を出店。パスポートを手に入れた方々は続々とお店に訪れ無料で納豆定食を楽しんでいたでしょう。

実査に無料パスポートが自宅に届いたことを嬉しそうに投稿している方もいらっしゃいました。

https://twitter.com/painapooo31/status/1156141517985075200

しかし、2020年5月末頃からツイッターにて「令和納豆からパスポートを一方的に没収された」という投稿が行われ、この事例を経験した人が多数発見されています。

そして、気になるパスポート没収の原因となった理由が「無料しか頼まなかった事」「アンケートへの回答が不誠実だった事」であり、この点が「当店(令和納豆)と会員の信頼関係が損なわれたと認めた場合」に当たる為だと言われており、物議をかもしているんです。

令和納豆からパスポートに関する規約は?

令和納豆の無料パスポート使用に関する規約もツイッター上には投稿されていました。

https://twitter.com/korogi5523/status/1263889771211796480

無料パスポートが届いた時に大まかな説明が書かれた用紙が封入してあり、その後、初回利用時に詳しい規約が渡されるという流れだったようですね。

そして問題となっているのがサービス停止に関する規約です。

令和納豆サービス停止規約
  • 会員が以下のいずれかに該当する場合は解除
  • 本規約に違反した場合
  • 届け先不明や長期不在の為商品の配送が完了しない場合
  • その他当店と会員の信頼関係が損なわれたと認める場合

先ほどもお話ししましたが、今回パスポート没収となった人達は令和納豆と会員の信頼関係が損なわれたとみなされたそうです。

どうやら毎回、無料の納豆定食しか頼んでいない事やメールアンケートの回答が不誠実だった事がこの規約に触れたと言われていますが、この様な理由で一方的にサービス終了を行えるのかは疑問ですよね?

もしかしたら令和納豆側としては無料定食を食べる時に何かしら追加で注文する事を見越してこの様なサービスを始めたのかも知れませんね。実際に令和納豆でパスポート使用時に「他のコースを頼まない理由があるのか?」と聞かれた方もいたようです。

https://twitter.com/ritorandx/status/1263973316873695233

しかし、追加注文に関する文言は全く無いので「無料パスポートしか使わない=信頼関係の破綻」と取られたとしたら出資者が憤りを感じるのも十分分かります。

果たしてこのような理由での没収は可能なのでしょうか?

令和納豆によるパスポート没収は詐欺?

「信頼関係」という抽象的な内容ですので、法律的に詐欺行為となるかは微妙ですよね。「信頼関係が損なわれたと認める場合」が法律上どの様な場合なのかも調べてみたのですがハッキリと明言しているサイトを見つける事は出来ませんでした。

しかし、パスポートを没収された方のツイートには市の消費者センターに通報した結果、少額訴訟を起こせば一万円は返ってくると思うと返答があった事を伝える内容が投稿されています。

消費者センターが返金を認めるとなるとやはり不正な行為だったと考えるのが自然な成り行きですよね。

しかし、それ以上に目を引いたのがパスポートを没収された事に対し悔しく感じているという投稿です。

令和納豆からはツイッターを利用し、今回の件に対して説明が発表されていました。

https://twitter.com/reiwanatto/status/1263908777960460288

クラウドファンディングは今注目のサービスで多くの起業家が利用しています。令和納豆も悪気は無かったのでしょうが、後々この様なトラブルが起こらないように利用して欲しいところです。

令和納豆の評判は?

では、最後に令和納豆の評判を見てみましょう。

令和納豆水戸店の口コミを見てみたのですが、やや厳しめの評価が多かったです。

令和納豆の評価
  • 注文したのになかなか出てこない
  • 店員の対応もイマイチ
  • 帰って欲しそうな雰囲気

ただし、「美味しかった」「納豆の種類の多さに驚いた」という高評価もあったので今後はこの様な評価が増えるように期待したいですね。

令和納豆についてまとめると

今回は現在話題になっている令和納豆について見てきました。

クラウドファンディングによって資金を調達し、出資者に納豆定食無料パスポートを提供した令和納豆でしたが、「信頼関係の破綻」を理由に一方的に取り上げられる方が増えているようです。

「信頼関係」という抽象的な事象の為、判断は難しそうですが、消費者センターが金額を取り返せると話しているとという投稿もありますので詐欺だと感じても不思議ではないでしょう。

この件に関して令和納豆からツイッターを利用した説明が行われており、今後もパスポートを使えると発表していますが、没収された人達は本当に悔しく感じたと思います。

今話題のクラウドファンディングは事業を起こす人にとっては本当に素晴らしいシステムですが、トラブルが起こるような事態は避けたいとこですよね。今後この様な事例が出てこない事を望みましょう!

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