マジック・ザ・ギャザリング、遊戯王に続き、ポケモンカードが高騰してきましたね。
こんな紙切れが何でこんなに高いの?と思うかもしれませんが、理由は絵画と同じく資産価値があるとコレクターに認識されているからです。
もちろん、高騰の原因や高額化する理由を他のカードメーカーをもとにご紹介します。
ポケモンカードが高騰・高額化に!
ポケモンカードで高額化なカードだと1枚4000万円します。イラストコンテストで優勝した39人に配布されたピカチュウのイラストカードが2020年の12月31日にヤフオクで落札されてます。
カード1枚で地方の1軒家が買えてしまいますね。お金以外にコレクションを持つことで資産の分散できるので需要があるのかも。
ポケモンカードの高騰・高額化の理由は?
ポケモンカードの高騰・高額化の理由は以下の3点が考えられます。
・絶版又は限定カード
・エラーカード
・封入率の低いカード
絶版又は限定カード
ポケモンカードに限らず、絶版(販売終了)や限定カード(プロモ)は価値が高いカードが多いです。手に入れることができない「希少性」に価値を感じているからですね。
マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームにブラック・ロータスというカードがありますが、その初期版は1億円で取引されたことがあります。
ブラック・ロータスもいきなり1億円の価値がついた訳ではなく、年数が経つごとに価値があがり今の価格になっています(発売時期は1993年)。
ポケモンカードも発売されてから20年は経過するので、絶版カードや限定カードは高騰しまくってます。
ちなみにこれは全部初期版の買取価格です。
買取価格では御三家が群を抜いて高く、その中でもリザードンが200万円とずば抜けて高いです。もし、持っている人は売った方が良いかもしれません。
リザードンの売値は参考ですが約380万円になります。

エラーカード
エラーカードも高騰の対象になります。エラーカードは不良品の部類ですが、狙っても当てることができないので希少なカードになります。
これは約1年前に発売されたカードですが、今頃になってエラーが発覚したので高騰しています(笑)
1700円のスターターデッキに封入されているカードなので、値段が元値の約20倍に。遊戯王と同じで株ですね。
封入率の低いカード
封入率の低いカードも高騰化する対象になります。
売上を上げるためなのか分かりませんが、強力なカードやイラストが人気なカードは封入操作がされて、通常のレアカードより封入率が低くなっています。
2、3カートンを買わないと出ないカードってもはや買わせる気がないですよね。。。
露骨な封入操作はユーザーが離れる原因にもなるのでほどほどにしてもらいたいです。
ポケモンカードはどうやって価値がつく?
ポケモンカードの高騰化や高額化する理由を説明しましたが、どうやって価値が付けられるのか?が疑問かと思います。
価値がつく基準は簡単で、希少性+カードの状態です。このカードの状態を判定する会社にPSAという会社があります。
この会社はマジック・ザ・ギャザリングや遊戯王のカード状態の判定も行っていて、基準が厳しいことから付加価値が生まれています。メーカーが認定した鑑定機関ではないです。
カードの状態を1〜10のランクで分けられているのですが、希少カードにランク10がつくとそのカードの価値は一気に高騰します。先程のブラック・ロータスもランク10なので1億円という常識外れな金額の価値がついています。
PSAが判定したカードはケースに入れられており、そこに貼られているQRコードを読むことで過去にランク分けされたカードの枚数が出てきます。
自分が鑑定に出したカードがランク10で、かつそのQRコードでランク10が1枚しかなければ、世界に1枚しかない美品カードということになります。
ポケモンカードも株と同じなので、ブームが去ってしまえば暴落する可能性もあります。ただ、それは現状手に入るカードに当てはまることが多いので、絶版や限定カードはそこまで値下がりすることはないかなと予想しています。
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