ドコモ口座事件の問題点をわかりやすく解説!詐欺の電話やメールも

9月9日に電子マネー決済サービスのドコモ口座が不正に使われた事件が発生しました。

ドコモ口座を経由して銀行口座が狙われ、犯行時間も数分だったとの報告も。

 
現在はドコモや銀行が対策を行っているようですが、それを利用して詐欺の電話やメールも増える可能性があります。

 
ちなみに今回の事件は、ドコモ口座を持っていない人も被害に遭っています

この記事ではドコモ口座事件や今後増えるトラブルについても調べましたので、改めてご紹介します。

この記事のポイント
・ドコモ口座事件はドコモ口座を持っていない人も被害に遭う可能性あり
・下手をすれば短期間で60万円引き出される可能性も
・銀行員やドコモ社員を装って、新たな詐欺事件が出るかも

ドコモ口座事件とは?

ドコモ口座事件は、NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使って、第三者の銀行口座からお金を不正に引き出した事件です。

「d払い」と呼ばれるスマホを使った決済方法で、銀行の口座からドコモ口座にチャージすることで買い物や送金できるのですが、今回「送金」を悪用されています。

 
ドコモ口座は1ヶ月に送金できる上限が30万円ですが、月末・来月と行うことで短期間に最大60万円引き出すことができます。送金時に本人確認はないそうです。。。

 
ちなみに被害額は約1900万円です。

 
決済サービスと銀行口座を紐付けることで、間接的に銀行口座からお金を引き出すとは考えもしませんでした。。。

今回の事件、実はドコモ口座を利用していない人も大きな被害になっていることも事件が悪質になっている要因の1つです。

ちなみに、ドコモ口座と提携している銀行は以下のとおりです。

現在、ドコモはドコモ口座の新規作成を停止していますが、既に紐付けされていると今後悪用される可能性があるので確認しましょう。

ドコモ口座を持っていなくても被害に遭う可能性はある

ドコモ口座事件は、ドコモ口座を持っている人だけに起こるわけではありません。

むしろ、ドコモ口座を持っていない人が被害に遭う可能性が高いです。ドコモ口座はドコモが提携している銀行と紐付けをすることができます。

第三者がドコモ口座を作って、提携銀行の口座に紐付けすることができれば簡単に送金ができてしまいます。

 
「ドコモ口座を作ってないから」と安心してしまっている人がカモにされてしまい、通帳記入したあとに被害に気づく。。。というパターンになりかねません。

以下の銀行口座を持っている人はすぐに口座確認をしましょう。

ドコモ口座事件の問題点は?

ドコモ口座事件の問題点ですが、ドコモだけでなく、銀行側にも問題があるようです。

ドコモ側・銀行側の問題点をそれぞれ説明します。

ドコモの問題点

ドコモ側の致命的な問題は、ドコモ口座はdアカウントのみで作ることができる点です。

dアカウントはメールアドレスのみで作成することができるので、フリーのメールアドレスで簡単かつ大量に作ることができます。

 
dアカウントができれば、あとは提携銀行の口座情報を手に入れると送金が可能になります。

提携銀行の口座情報の入手方法は明らかになっていませんが、以下の3つの可能性があるようです。

・外部に流出した銀行口座や暗証番号
・フィッシング詐欺で不正に入手した暗証番号
・逆総当たり攻撃

この逆総当たり攻撃は、暗証番号を固定して不特定多数の口座に入力していく方法です。数撃ちゃ当たるという考えですね。

今回かなり被害が出ているので、この総攻撃も影響があったのかもしれません。

ただ、一番致命的なのはドコモ口座が本人確認無しで作ることができる点ですが。。。

 
ドコモは今後の対策として、新規口座・チャージは停止、本人確認を強化するとのことです。

本人確認を怠っていたことに一番ビックリしています。

ショートメールでの認証はどこのサービスでも当たり前と思っていました。。。

本当に利用しても大丈夫なサービスなのかを自分で確認してから利用しないといけない時代になったのかもしれませんね。

銀行の問題点

ドコモ側の問題点を説明しましたが、一方でSNSでこんなツイートを発見しました。

全部の銀行ではありませんが、一部の銀行は口座認証がザルだった可能性をツイートしています。

大手銀行は独自のネットバンキングサービスを使っているので、今回被害を受けていませんが、指摘のあった銀行は被害を受けています。

 
口座認証がザルかどうかは確かめる方法はありませんが、大手銀行と地方銀行で被害の有無が明確になっているのは明らかですね。

今後はドコモも含め、銀行も本人確認など認証方法は厳しくなりそうです。

ドコモは被害額を全額補償の対応

ドコモは被害額約1900万円を全額補償するとのことです。

ドコモがやらかしているので当たり前といえばそうかもしれませんが。

今回の事件を機に、金融機関も含めセキュリティ強化を徹底してほしいですね。

紐付けの確認方法は?

紐付けの確認方法ですが、各銀行に問い合わせるのが一番です。

ゆうちょ銀行の例ですが、通帳やキャッシュカード、免許証等の書類が必要になるので事前に用意しておきましょう。

ゆうちょ銀行以外の銀行で、特に被害のあった銀行口座を持っている人はすぐに確認したほうが良いかもしれません。

詐欺の電話やメールが今後増える?

今後、銀行員を装って、「全額補償するから口座番号や暗証番号を教えて」という詐欺は起こる可能性は高いですね。

いま自分の口座が悪用されないか不安になっている人は多いので、そこを狙う詐欺師は多いです。

 
不安や焦りがあるときが一番判断力が鈍るので。。。

 
万が一、銀行員やドコモ社員を名乗る電話が出てもすぐに対応せずに、直接銀行やドコモに問い合わせましょう。通帳記入も一つの手ですね。