アフリカ、マダガスカルにあるモーリシャスに日本企業の商船三井が座礁し、重油を流出させる事故がありました。
モーリシャスは海洋保護区になっているエリアもあり、そこまで重油が流れてしまうと貴重な魚や海を汚してしまう可能性が起きてしまいます。
商船三井はいま重油の回収を行っていて、日本政府もモーリシャス政府からの要請で専門家のチームを派遣しています。
この記事では、商船三井がモーリシャス沖に座礁した原因や場所、対応等について調べましたので、ご紹介します。
・座礁の原因は調査中で、座礁場所はモーリシャス沖との情報のみ
・商船三井はオイルフェンスの設置や重油の回収をしているがまだ50トンしか回収できていない
・日本政府はモーリシャス政府の要請を受けて、専門家のチームを派遣
・日本政府派遣の専門家のチームは主に重油を取り除く作業の支援をするとのこと
モーリシャスで商船三井が座礁し、重油流出
7月26日に商船三井が運行する貨物船がモーリシャス沖に座礁しています。
その約1週間後の8月6日に首尾にあるタンクの1つから重油が流出したようです。
モーリシャス海域に重油千トン以上流出 商船三井副社長が陳謝https://t.co/SxSxTJ5HdO
7月25日夜に座礁。燃料タンクの一部に亀裂が入り、今月6日に重油漏れが始まった。計約3800トンを積んだ五つの重油タンクのうち一つから、ほぼ全量が流出した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 9, 2020
タンクに亀裂が入って1週間後に重油が漏れるなんてあるのかが疑問に残ります。
既に1000トン以上流出しているたので、重油が漏れていたことに気づいたのが8月6日だったのかも。
1日で1000トン以上も流出するなんてするのでしょうか。。。
モーリシャス座礁の原因や場所は?
商船三井は、座礁の原因は調査中と発表しています。ただ、高波や強風で島の浅瀬に近づきすぎてしまった可能性があるとも話しています。
座礁の原因が分かればいいのですが、併せて1000トンの重油が流出するまで気づかなかったのかも説明してほしいですね。
モーリシャス座礁の場所は、モーリシャス島の沖との発表しかされていません。
モーリシャス沖合 貨物船座礁で油流出 現場で被害防止作業続く #nhk_news https://t.co/XbzMofr7Jb
— NHKニュース (@nhk_news) August 9, 2020
すでにかなり広範囲に広がっていますね。
モーリシャスは海洋保護区に指定されているエリアもあるのでそこまで重油が流れると、そこに住んでいる生物に悪影響が出てしまいます。
モーリシャスで日本の貨物船「わかしお」から漏れた燃料の拡散を食い止めるため、海辺に集まって油を吸着させる設備を手作りする住民たち
ショッキングだ。pic.twitter.com/X1ahOqm86Q— ジミーちゃん【公式】 (@0816Jimmy) August 9, 2020
こちらはモーリシャスの住民が商船三井から漏れた重油の広がりを抑えようとしている動画です。
モーリシャスは水産資源が豊富なので重油流出で資源にダメージを大きく与えてしまいかねません。なんとか最小限にとどまれば良いのですが。。。
商船三井や日本政府の対応は?
商船三井は、オイルフェンスを設置して重油の広がりを食い止めるとともに回収作業等の対応をしています。
ただ、1000トン以上流出した重油のうち、まだ50トンしか回収できてないそうです。。。
このままだと海洋保護区まで重油が流れるのは時間の問題になってしまいます。
今回の事故でフランス政府の支援に続く形で日本政府も専門家のチームを派遣しています。
日本政府から派遣された専門家のチームは、重油を取り除く作業の支援をするみたいなので、1日でも早く重油の回収をしてほしいですね。
・座礁の原因は調査中で、座礁場所はモーリシャス沖との情報のみ
・商船三井はオイルフェンスの設置や重油の回収をしているがまだ50トンしか回収できていない
・日本政府はモーリシャス政府の要請を受けて、専門家のチームを派遣
・日本政府派遣の専門家のチームは主に重油を取り除く作業の支援をするとのこと