ローソンPB商品(プライベート商品)の新パッケージデザインが、いまネットで炎上しています。
その理由が新パッケージをデザインした佐藤オオキさんが過去発言された「物を選ぶ労力が無駄」という主義なのに、ローソンPB商品のパッケージがわかりにくいとのこと。
佐藤オオキさんは建築デザイナーで、手掛けた過去作品はシンプルなものが多いですが、ローソン側のコンセプト依頼に沿ったデザインを体現したのかもしれません。
この記事ではローソンPB新パッケージが炎上した問題点やSNSの反応についてご紹介しますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
・炎上の問題点はデザイナーの主義と真逆のデザインと捉えられたため?
・新パッケージのデザインコンセプト自体はローソン側の依頼?
・新パッケージはわかりにくいという声が多い
ローソンPBパッケージのデザインは佐藤オオキさんが担当
ローソンPB商品とはローソンの自社製品のことを指します。
既にローソンでPB商品として販売されていますが、今回パッケージの新デザインとして佐藤オオキさんが手掛けています。
佐藤オオキさんの簡単な経歴ですが、カナダのトロント生まれで早稲田大学の建築学科を卒業した建築デザイナーです。
デザインした作品は建築が多くその評価は高いです。食品系は、ロッテのACUO(ガム)のデザインを手掛けています。
ローソンPBの新パッケージはわかりにくい?
ローソンの新パッケージがネットで炎上していますが、そのなかで佐藤オオキさんがデザインしたパッケージがわかりにくいと言う声があります。
ローソンでデザイン陳腐化と聞き来てみたら予想以上に酷い…
確かに納豆がNATTO北大西洋条約機構になってるわ(笑デザイナーはNendo(佐藤オオキ)とのこと🖊
Nendoと以前一緒に仕事したが、オシャンティ族にだけウケるデザインでコントロールに苦慮した記憶が。。。
ローソンさんご冥福をお祈りします pic.twitter.com/LDZFWwNx2M— あおい♂ (@sushi_asshi) June 3, 2020
LAWSONも佐藤オオキ氏も歴史からなんも学んでねえな。
この人マルチチャネル向けのデザイン向いてなさすぎじゃんね。 pic.twitter.com/wApopP3qHa— むららぎ🔰 (@takayukiawaji) June 5, 2020
「佐藤卓」氏デザインの明治おいしい牛乳はわかりやすいですが、やはり「佐藤オオキ」氏デザインは牛乳を含めそれぞれ不親切な感じか。 https://t.co/zUdhesTuVv
— アサカワケーイチ (@keiichi_asakawa) June 5, 2020
牛乳のパッケージは特にわかりにくいと言う声が多いです。デザイン単独で見るとシンプルに見えますが、デザインの周りがすべて白いなので判別がつきにくいのかもしれません。
ローソンPB新パッケージのネットの反応は?
佐藤オオキさんがデザインしたローソンPB商品のパッケージについては、賛否両論になっています。
え、ローソンPBのデザインやったの 佐藤オオキさんところの nendo なのか…
そんな単純なヘマするとは考えにくいな…
考えすぎて、変な方向に行っちゃったんだろうか…?— cabcab (@cabcab) June 6, 2020
佐藤オオキさんの過去のデザインを知っているようので、今回のパッケージの不評意見について驚いています。
ローソンのやつ可愛くて好き
佐藤オオキさんの部屋画像も見たらおしゃれすぎてびっくらした
モノトーン調も私服の制服化もいいな— まい (@maaaaai111) June 6, 2020
ローソンPBパッケージも可愛くておしゃれと驚いています。
佐藤オオキは悪くない。
佐藤オオキにデザインを依頼したローソンが悪い。#ローソンPB— 八㍍㍍久㍍㍍人 - ヤ ク ト - #SocialDistance (@ShikiveYakuto_) June 6, 2020
ローソン側の要望した内容が分かりにくかったのでは?という意見です。佐藤オオキさんはローソン側の要望をもとにデザインしているので、このデザインがローソン側が求めているものを反映した姿なのかもしれません。
デザイナーはクライアントの要望に沿ってデザインするので、このデザインはローソン側が問題ないと判断したことになりますね。
この方に限らず一時代を築いたアートディレクターがこの4〜5年で失敗例みたいに扱われる(市場評価として)の、やはりズレみたいなものなんだろうか
ローソンPBデザインがあんな風になったのは、デザインした佐藤オオキさんの自宅を見て納得 – Togetter https://t.co/SGem40ESS6 @togetter_jpより
— 菊 永(在宅のチケット屋さん🎫) (@t_kikunaga) June 6, 2020
佐藤オオキさんの自宅デザインとローソンPBのデザインに共通点を感じているようですね。
ローソンのパッケージデザインをした佐藤オオキさんの自宅。「店頭での見た目だけでなく、商品を家に持って帰った時、雑音にならずに生活に馴染むパッケージを目指した」料理もしないミニマリストに、一般人の普段の生活と、そこにあるワクワク感がわかるわけがないよね。テーマはいいけど人選が失敗 pic.twitter.com/ZCHYqgoj6L
— ゆう (@chsatayu) June 3, 2020
ローソン側の人選ミスという意見です。佐藤オオキさんが悪いというわけではなく、ローソンPB商品のイメージに適したデザイナーを選ぶことができなかったといったところでしょうか。
炎上した問題点はローソン側のコンセプトとデザイナーの主義が正反対のため?
SNSの反応を見る限り、ローソン側のコンセプトとデザイナーの主義が合わなかったのかもしれません。
ローソン側がどんなコンセプトで依頼したのかはわかりませんが、デザイナーはコンセプトどおりのデザインに仕上げている可能性も。
佐藤オオキさんは食品系のデザインは初めてではなく、過去にロッテのデザインも手掛けています。
彼の持ち味のシンプルさが奏功した事例では、LOTTEのガム「ACUO」があります。他社製品が派手なパッケージを採用しているなか、あえて「小声でささやくような」一歩引いたデザインとすることて差別化を図りました。 pic.twitter.com/OVx0EKs1s3
— タムラ (@_renasys) June 5, 2020
そしてローソンPB新パッケージはこちら。
ローソンの新PBパッケージ
大変不評ですね(๑´ㅂ`๑)おそらく目指した所は無印良品のパッケージなのかな?
中身が見える
写真が大きい
そこの違いは大きいね pic.twitter.com/B5RU6uWFyJ— マスク熱中症に気をつけよう🥛ペココ (@pekoko7) June 5, 2020
左が新パッケージで右が無印食品のパッケージです。食品はすぐわかりそうですが、飲料は文字を見ないとわかりにくいと思う人もいるかもしれません。
ただ、これがどこまでローソン側のコンセプトを反映しているのかがわからないので、一概にデザイナーのだけの責任とはいいきれないですね。
ローソン側が「このデザインで売れる」と判断して、OKしたのかもしれませんが。。。
・炎上の問題点はデザイナーの主義と真逆のデザインと捉えられたため?
・新パッケージのデザインコンセプト自体はローソン側の依頼?
・新パッケージはわかりにくいという声が多い