映画「記憶にございません」に登場する総理大臣、黒田啓介(中井貴一)。
物語冒頭で記憶喪失になり、最終的に記憶を取り戻しますが、記憶が戻るタイミングがいつだったのかは説明されていません。
ただ、「記憶にございません」で黒田啓介が頭にダメージを受けるシーンは2回しかないので、冒頭以外のシーンを探せば分かるので調べました。
【記憶にございません】黒田啓介の記憶が戻るタイミングはフライパンで殴られたとき
黒田啓介の記憶が戻るタイミングは、寿賀さんにフライパンで殴られたときです。
物語の冒頭で石を投げつけられたぐらいの強いダメージをもう一度食らえば、もとに戻るだろうという漫画あるあるですが、このとき暴力総理大臣に戻っていませんでした。
というか、記憶が戻っていないふりをしていたので多くの人は騙されてしまいますよね(僕も見事に騙されました)。
物語終盤に黒田啓介自身が記憶が戻っていないふりをしたと発言していますが、どこで戻ったかは発言していませんが、頭にダメージを受けるシーンは2箇所だけです。
・物語冒頭に石をぶつけられる
・寿賀さんにフライパンで殴られる
記憶が戻る要因が頭にダメージを受けることであれば、寿賀さんにフライパンで殴られたときしか戻るタイミングはありません。
物語的にふつうに記憶が戻ったなんて、興ざめですからね。
脳震盪を起こした人が記憶が戻るタイミングは?
映画では黒田啓介はもう一度頭にダメージを負うことで記憶が戻りました。
ただ、現実はどうなのでしょう?
調べたところ、脳震盪で記憶を失うことはかなり深刻でした(当たり前ですが)。
脳の繊細な組織が壊れてしまうので、記憶すること自体が難しくなってしまいます。
黒田啓介のようにもう一度頭にダメージを食らってしまえば、もうあの世行きでしょう。
脳組織の一部が回復すれば、記憶の一部は戻るようですが、完全に思い出すことはほぼ難しいようです。
酷いケースであれば、数週間から数年の記憶がすっぽり抜け落ちてしまっていることも。
くれぐれも暴言を吐いて頭に石をぶつけられ、記憶喪失になるなんて事態は避けましょう。
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