2020年1月8日、イランのテヘラン-ウクライナのキエフ便が墜落しました。
新年早々アメリカがイランのソレイマニ司令官を空爆して殺害し、イランとアメリカの対立関係が強まっているタイミングで、まさかのイラン国内での飛行機墜落。
「このタイミングでの墜落は…」
と勘ぐってしまいますよね。
もしや米軍がミサイルなどを使って撃墜した可能性もあるんじゃないか…?イランで飛行機が墜落してしまった理由を考えていきます。
イランの飛行機墜落は事故か?
ウクライナ国際航空のボーイング737機が、テヘランを離陸直後に墜落。
乗客は180人乗っていました。
ただ、今のところイランは
「技術的な問題」
と宣言するにとどまっています。
アメリカからの攻撃やテロであるとは言っていないですし、恐らくこの言葉は真実である可能性が高いです。それはイランにとってもアメリカにとっても今回の事故はメリットがないからです。
イランは事故の原因を隠す必要がない
仮に、アメリカ軍がイランで飛行機をミサイルかなにかで撃墜したとします。
ただ、それであればイラン側としては隠さず公表すれば良いだけです。少なくとも、今の時点で「技術的な問題である」と断定して攻撃の可能性を消してしまう必要性はまったくありません。
それに、
「何者かに攻撃された」
といえば国際社会はイランに対して同情的になります。
たとえアメリカ軍が攻撃したわけではなくても、このタイミングで飛行機が墜落したとなれば、少なからずアメリカの関与(もしくは関連組織に命令して行動させた)と考える国も十分出てきます。
だからイランとしては、「何者かの攻撃の可能性もある」と言っておけばメリットがあるのに、それをしなかった時点で「技術的な問題」という発言は真実であると言えます。
撃墜された可能性があるのにそれを隠しているとしたら、唯一可能性があるのはアメリカ軍との全面戦争になるのを回避するためですね。
イランはアメリカと戦争すれば120%負けるのはわかっているので、上層部は国民や民兵団を煽りすぎて戦争状態になっては困る、と考えているはずなので。
アメリカは飛行機を撃墜するメリットがない
このタイミングで、しかもイランでの飛行機の撃墜なんて…
と考えるとアメリカが疑わしく見えますね。
ただアメリカとしてはイランに手を出してもらいたい(空爆するための大義名分がほしい)のであって、飛行機を撃墜するという犯人の特定が難しいような行動をする意味がありません。
イランを挑発するなら他に方法はいくらでもあるわけですし、アメリカが飛行機をミサイルで撃墜した…みたいな黒幕である可能性は低いでしょう。
アメリカとイランの対立の経緯は、こちらを参考にしてください。
イラン飛行機墜落の考えられる原因
アメリカ軍による撃墜の可能性は低い。
ただし、遠因になっている可能性はあります。
というのも、イランとアメリカの緊張状態のおかげで、イランがアメリカに対して報復を仕掛けています。まさに8日、イラクの米軍基地をロケット弾で10発ほど攻撃されたと報じられています。
結果、ルート変更など操作や運行に関する部分に変更が生じたことで、人為的なミスが起きてしまった…というケースは考えられると思います。あとは、単純に整備不良ですかね。
また、単純にアメリカを中心とした経済制裁によって物資不足→飛行機の整備不良となっている側面もあるとは思います。
悪の枢軸と言われるイランですが、アメリカが敵対心を持っていなければ今ほど強硬な国ではないのは間違いないですし、経済制裁の影響が今回の飛行機墜落事故にも出てしまったと考えることもできますね。
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