シンエヴァのストーリーをネタバレ。マリの正体や本名も

3月8日にシンエヴァンゲリオン(以下シンエヴァ)がついに公開されました。

公開初日の興行収入は8億円で、前作の公開初日の売上を超えています。エヴァ最終作だけあって人気ですね。シンエヴァの公開前は「結局終わらないだろう」とか噂されましたが、予想を裏切り完結しました

シンエヴァでは今まで謎になっていた部分や今作で明らかにされる情報が盛りだくさんで頭がパンクしそうでした。最終作なのに詰め込みすぎ(笑)

この記事では、シンエヴァのストーリーをネタバレします。今まで謎だったマリの正体や本名も併せてご紹介します。

がっつりネタバレ投下するのでネタバレが嫌な人は絶対にここから先は読まないでください。また、内容の見落としで間違った情報を書いている可能性がありますので、その点はご了承ください(情報が前後してる場合あり)。

シンエヴァのあらすじ

アバンタイトル1(冒頭10分)

赤く荒廃したパリ市街地に、上空のWILLEの旗艦AAA ヴンダーから「パリカチコミ艦隊」とマリの乗るEVA8号機、そしてリツコとマヤが率いる作業員たちが降下し、「ユーロNERV第1号封印柱」の復元作業を始める。そこにNERVの航空特化型「EVA 44A」の軍団や、陽電子砲装備陸戦型「EVA 4444C」、そしてそのための電力供給特化型「EVA 44B」の軍団が襲来するが、EVA8号機によってすべて撃破される。復元作業を終えたパリ市街地は元の美しい姿を取り戻し、WILLEは旧ユーロNERVの設備やEVAの修理パーツを手中に収めることができた。

https://ja.wikipedia.org/wiki

シンエヴァは前作Qの続きから始まります。舞台はパリでエヴァの修理パーツの回収や復元作業をするためにヴィレが0706作戦を実行します。

伊吹マヤや北上ミドリなどのメンバーが復元作業を行うなか、ネルフのエヴァが邪魔しにやってきます。今作は使徒ではなく、ネルフのエヴァが敵として登場します(とあるキャラの行動で使徒の判定がでるのですが)。

エヴァmark44A、44B、そしてボスキャラの4444Cがヴィレの復元作業を阻止すべく陽電子砲をぶっ放してきます(ラミエルに使ったやつと同じ)。

陽電子砲をヴィレの戦艦で防いであと、マリがエッフェル塔を使って4444Cを殲滅します。殲滅後、ギリギリ10秒前に復元作業が成功し、パリの市街地が復元され、エヴァの修理パーツが手に入ります。

村編

0706作戦後、シンジやアスカ、レイのシーンに移ります。3人はQのラストの場所からリリンが近づける場所まで移動してました。

移動する場所が全て真っ赤に染まっていて、ふつうの人間は住めない状態でした(現代でいう汚染されている状態?)。アスカのセリフを引用すると「L結界密度が濃すぎてリリンは近づけない」とのこと。劇中で真っ赤に染まった大地は人の姿はありませんでした。インフィニティのなりぞこないがいたぐらい。

途中の自販機で防護服を被った人物が現れ一度暗転します。

シンジが目を覚ますと目の前には鈴原トウジがいました。彼はニアサードインパクト後、生き残った人たちと一緒に村を形成してました。補給物資とかはヴィレの支援があるとか。食料は週3回の配給制で戦時中まで生活レベルが退化してました。

などなど、この村パートで約1時間流れます。結構長いので村編での要点はこちら。

・トウジは生存。嫁はヒカリで子供もいる。
・ケンスケも生きていて、村ではアスカと同居している。
・シンジは家出し、アスカはニート(アスカ曰く村を守るのが仕事なのだとか)。
・アヤナミレイはシンジのことが好きになるようにプログラムされている
・加持は破の時点で他界(サード・インパクトを阻止したため)。
・ミサトとの間に息子リョウジがいる(リョウジは両親のことを知らない)
・アスカの首にDSSチョーカー。

シンジはカヲル君が死亡した影響で、無気力になっています(PTSDっぽい)。アヤナミレイが何度もシンジにレーションを届けたり、名前をつけてほしいと頼んだりします。

数日後、シンジがアヤナミはアヤナミだと言うのですが、その後アヤナミレイはLCL化して死亡します。アヤナミレイ曰く、ネルフの中でしか生きられないとのこと。定期的に薬を打つ必要があったのか描写がないので分かりません。

アヤナミレイが死亡してからシンジがネルフ(実質ゲンドウ)と戦う決意をして、ヴンダーに乗ります。

ネルフ突入前

シンジはヴンダーに乗る決意をしたあと、アスカに気絶させられます。アスカにはもともとシンジの監視命令があったようです。

シンジが目覚めると目の前には鈴原サクラがいました。心配はされてましたが、エヴァには乗らんといてくださいねと言われています(ここうろ覚えです)。

ちなみにシンジはヴィレに戻ったあと、DSSチョーカーは装着してません。エヴァに乗ったら無条件発泡許可が出ているから問題ないだとか。

一瞬、ネルフ側に暗転します。冬月とゲンドウが少し会話(アダムスの器が揃ったとかそんな話)。

シンジやアスカ、マリは牢屋みたいなところに入っています。人間扱いされてないようですね。ここでアスカがQのときにシンジを殴りたかった理由やある告白をします

・使徒化した3号機に搭乗していたアスカに対して、シンジは何の選択もしなかったことに怒っていた(要は助けるか殺すかを決めなかったから)。

・アスカはシンジのことが好きだったけど、精神年齢が14歳離れてしまい、シンジより大人になってしまったと告白。

その後、ヴィレはネルフがいる南極に向かいます(セカンドインパクトが起きた場所)。

今回のネルフとの決戦の目的はフォースインパクトを阻止するため、トリガーである13号機を破壊することです。

ネルフとの決戦

ヴィレはブンダーで大気圏に突入します。大気圏を突き抜けたあと大量のエヴァインフィニティと冬月が乗っている戦艦が現れます。

アスカとマリは大量のエヴァインフィニティの相手を。ブンダーは冬月の相手をします。

戦闘シーンは割愛しますが、2号機と8号機がいろんな武器でエヴァインフィニティを倒したあと、最終的に2人のATフィールドで残りのエヴァインフィニティを倒します。

そして、目的の13号機へたどり着きます。

アスカが13号機に停止信号プラグを突き刺そうとしますが、2号機が13号機にビビって自分からATフィールドを展開した影響で刺せません。

2号機自身のATフィールドを剥がすために、アスカは2号機の全リミッターを外します(裏コード777?999?)。この裏コードを使ったあと、アスカの左目から封印柱が出てきます。アスカはこれで使徒化を抑えていたようです。

使徒の力を使い停止信号を刺そうとした瞬間、13号機に攻撃され、アスカは13号機に取り込まれます。ゲンドウの罠でフォースインパクトのトリガーをアスカで発動しました。直後、アスカは13号機に取り込まれます。

その後、ブンダーも冬月の戦艦から不意打ちを受け、機能を停止します。ブンダーが胴体着陸した付近にゲンドウ登場。

ゲンドウとミサトの対話があり、以下の内容が判明。

・人類補完計画はミサトの父、葛城博士が発案した

・人類補完計画とは「セカンドインパクトで海の浄化」「サード・インパクトで陸の浄化」「フォースインパクトで魂の浄化」を指す

・アヤナミレイだけでなく、アスカもクローンだった(式波アスカが13号機に取り込まれる時、オリジナルアスカが出てくる)

・ゲンドウはネブカドネザルの鍵を使い、人外化

シンジもゲンドウの前に来ますが、ゲンドウは初号機を奪って裏宇宙へ。

シンジはゲンドウのところに行くため、エヴァに乗ろうとするが北上ミドリがブチギレ。シンジを撃とうとするがサクラに牽制されます。

サクラはシンジがエヴァに乗らないと思っていましたが、乗ることを知ると混乱して発泡してしまいます。ミサトがシンジを庇い、腹部を負傷します。

ミサトさんは全責任を負うといい、シンジがエヴァに乗ることを許可します。シンジはミサトからDSSチョーカーを受け取り装着。マリの8号機に搭乗して裏宇宙へ行きます。

裏宇宙

裏宇宙は精神と時の部屋みたいに殺風景な場所です。その空間で13号機が瞬間移動を繰り返してましたが、シンジが初号機の中に入ります。

初号機の中には綾波レイが乗ってました。レイは「シンジがエヴァに乗らなくて済むようにしたかった」と話しますが、シンジは気にしなくて良いと伝え、シンジが初号機を起動させます(シンクロ率は∞)。

13号機(ゲンドウ)と初号機(シンジ)の戦闘へ。記憶の空間のため、第3新東京都市やミサトの部屋、シンジの学校、レイの部屋などで戦闘を繰り広げます。

初号機と13号機は対の機体のため、動きが全く同じで決着がつきません。その後、シンジとゲンドウの対話へ(戦闘はここで打ち切られます)。

黒いリリスとか登場し、アディショナルインパクトとかよく分からない専門用語がたくさん出てきます。ゲンドウがシンジにビビっていたせいかゲンドウのATフィールドが展開され、ゲンドウの回想へ。

・ゲンドウはシンジと同じで孤独だった

・孤独だったが、勉強して知識を蓄えていった

・意外にゲンドウはピアノが弾けた

・ずっと孤独だったが、ユイと出会い歯車が動き出した

・その後ユイはエヴァに取り込まれ、ゲンドウ発狂。人類補完計画を進めるようになる

・旧劇と同じでユイに会うためだけに人類補完計画を進める

回想後、ミサトが第3の槍(ガイウスの槍)をシンジに届けるため、ブンダーの戦艦ごとリリスの目に自爆特攻。シンジのもとにガイウスの槍が届けられる。ゲンドウは第3の槍が必要だと話し、シンジに謝罪してフェードアウトします。

ゲンドウのフェードアウト後、アスカ、レイ、カヲル君の魂を救済します。

・アスカの回想でケンスケ登場。

・旧劇のラストに酷似した場所で、シンジがアスカに告白。

・カヲル君は死ねないらしい(月にカヲル君が眠っている棺桶が大量に)。

・カヲル君は渚司令と加持さんに呼ばれていた(服はゼーレの服)。

・撮影スタジオにレイ登場。

・レイにエヴァのいない世界に書き換えると伝える。

・レイ納得してフェードアウト。

3人の魂を救済後、シンジが初号機を操作してガイウスの槍を自分に突き刺して自害しようとします。自害する直前にユイが現れ、初号機が分離します。

シンジの代わりにユイが身代わりになります。初号機(ユイ)が自害するときに13号機(ゲンドウ)が現れ、一緒に自害。ついでに今までのエヴァがガイウスの槍に貫かれます(零号機、弐号機、参号機、エヴァMarkシリーズなど)。

シンエヴァのポスターの場所に8号機に乗ったマリがシンジを迎えに来ます。

マリが8号機を降りたあと、8号機も消滅します。その後、マリがプラグスーツから学生服へ変身。

エヴァのいない世界へ。

エピローグ

場面は駅のホーム。ホームに電車が来ますが、電車の窓越しにレイとカヲル君の姿が(アスカも1人でいたようです)。

電車を待っていた大人シンジが目隠しされて、「お待たせシンジくん!だーれだ?」と。

シンジ(CV.神木隆之介)は「胸の大きい、いい女」と答える。マリが正解と話し、シンジのDSSチョーカーを外し、2人で駅を飛び出し物語は終わります。

マリの正体や本名は?

結局、シンエヴァでマリの正体は明らかにされていません。冬月から「マリア」としか呼ばれたくらい。

実は正体は漫画版で判明しています。マリの正体はユイやゲンドウが所属していた冬月の研究室のメンバーでした。本名は真希波マリ。16歳で飛び級して大学に進学しています。

シンエヴァと漫画版の設定が繋がっているのかは不明ですが、わざわざ劇中に写真を出すあたり意識してそうですね。ゲンドウのことをゲンドウ君と呼んでるし。

シンエヴァで冬月とマリが会話した際にマリが「冬月先生」と呼んでいるので、親しい中であるのは確かです。なぜマリは14歳のままなのか?については公式がいつかファンブックを出すその日まで待ちましょう。

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