8月6日からカリフォルニア州で山火事が発生し2週間が経過。現在もまだ消火活動が続いていて、鎮火する気配がまだ見えません。
カリフォルニア州の山火事は、シエラネバダ山脈北部で発生しています。
この記事では、カリフォルニアの山火事の原因や場所(地図)、地球温暖化に影響はあるのか?について調べました。
カリフォルニアの山火事の発生状況
カリフォルニアの山火事は8月6から2週間経過した現在も続いています。2020年の山火事もひどかったですが、今年は過去最悪と言われるほど被害が大きいです。
こちらはカリフォルニア州の北部での山火事の様子です。既に650以上の建物が燃え、消防隊員と民間人の5人がけがをしています。
8月30日には強風にあおられて山火事の勢いが強まったので、カリフォルニア当局は地元住民2万2千人に隣のネバダ州に逃げるように指示しています。
ギリシャ同様にカリフォルニアの山火事でも人が避難するほどの影響を与えています。
カリフォルニアの山火事の原因は?
カリフォルニア州の山火事の原因は調査中のようですが、地元のガス・電力大手の電線が倒れた木と接触し発火した可能性があると地元当局が発表しています。
ギリシャの山火事の原因は熱波によるものでしたが、カリフォルニア州の山火事の原因が間接的に企業にあれば、損害賠償されても不思議では有りません。
また、8月30日に鎮火予定と発表していましたが、現状鎮火する気配はありません。
1万人が消火活動がしているにも関わらず、鎮火できていないのは乾燥状態を招いた気候変動が原因の可能性があるとも言われています。
カリフォルニアの山火事は毎年発生してる?
カリフォルニア州では毎年山火事が発生しています。
毎年山火事が発生する原因は、地球温暖化の影響で干ばつが長く、深刻な乾燥が起きていることと米国森林局が発表しています。
地球温暖化に対して解決策がない限り、カリフォルニア州で山火事が毎年続くだろうと言われています。
また、山火事で森林がなくなると大雨が降ったときに土砂崩れが起きます。実際に山火事が起きたあとの大雨で土砂崩れが発生し、数名が亡くなっています。
山火事と土砂崩れがセットになっているわけです。
カリフォルニアの山火事の場所(地図)
カリフォルニアの山火事の場所は、シエラネバダ山脈北部からタホ湖近くまで広がっています。

赤い枠が大きい場所が、今回の山火事の場所です。
タホ湖は人気リゾート地ですが、8月30日に住民や観光客が避難しています。特にタホ湖近くの「カルドラ火災」が今年の夏で1番酷いと言われています。
山火事の火災範囲ですが、いまのところ東京23区より広い717平方メートルが燃えています。
地球温暖化の影響(他国への影響)
カリフォルニアの山火事の影響で大気汚染を示すPM2.5も、この10年間で過去最悪の数値となっています。

カリフォルニアは地球温暖化の影響で乾燥地帯が増えていて、その影響で山火事が毎年発生してる状況です。
今回の山火事で地球温暖化がどんどん進むことになれば、どこの地域も乾燥地帯が増え、山火事が発生します。その結果、大気汚染にも繋がります。
日本のネットユーザーの反応
最後にカリフォルニアの山火事についてネットユーザーの反応をご紹介します。
干ばつ以外にジャイアントセコイアが他の木の養分を奪ってしまうことも山火事の原因では?と予想している方も。
また、カリフォルニアの山火事が毎年過去最悪になっている様子をボジョレーヌーボーみたいだと危惧するユーザーもいました。
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