進撃の巨人がついに完結しました。連載期間は11年7ヶ月と長期連載。
連載当初は先の読めない展開や主要キャラが容赦なく退場するストーリーだったので最終回がどうなるのかが非常に気になっていましたが、無事その日を迎えることができました。ただ、モヤッとする部分もありましたが。。。
この記事では、進撃の巨人の最終回の結末はどうなったのか?ラストシーンはニュースに出ていたコマなのか?をご紹介します。
ネタバレ全開なのでネタバレが嫌な方はここから先は読まないで下さい。
【進撃の巨人】最終回ネタバレと結末
進撃の巨人の最終回をざっくりご紹介します。
アルミンとエレンが少年の姿で会話(道のなかで)
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エレンがアルミンとミカサを突き放したのは演技
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エレンが始祖ユミルがフリッツ王に縛られていた理由を話す
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エレンの目的はミカサの選択がもたらす結果(エレンを討ち取り巨人の力をなくすこと)
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壁が破壊された時ベルトルトは死ぬはずだった(エレンが助けた?)
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代わりにダイナ巨人をエレンの家に向かわせたのはエレン自身
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エレンがミカサのことが好きだったことをアルミンに話す
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アルミンがエレンにお礼を言い、エレンがいま話した記憶を消去する
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現実世界でアルミンが目覚める
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アルミンが回想の記憶を取り戻す
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ミカサがエレンの首を持って現れる(ミカサも記憶を取り戻す)
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エレンの目的通り、巨人の力がなくなる(巨人化したエルディア人が人間に戻る)
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ジャン、ライナー、コニー、アニたちもエレンと話した記憶が戻る
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リヴァイ生存。退場した調査兵団たち(亡霊)が現れる。
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巨人から戻ったエルディア人がマーレ兵に撃たれそうになる
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アルミンがエレンを討ち取ったとマーレ兵に告げる
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話が3年後へ一気に飛ぶ
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ヒストリアの手紙でパラディ島はエルディア国になったと判明。エルディアVS世界の構図
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アルミンやライナーたちが和平の使者としてパラディ島(エルディア国)へ。
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オニャンコポン、リヴァイ、ガビ、ファルコはマーレ?に
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ミカサはパラディ島の丘にある木に建てたエレンの墓に語りかける
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ミカサはエレンが泣いていたシーンを思い出し、涙を流す
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ミカサのマフラーを鳥が巻く
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ミカサが「エレン。マフラーを巻いてくれてありがとう」とつぶやき、完結。
エレンの目的が「自分を討ち取らせアルミンたちを英雄にさせる」・「巨人の力をなくすこと」だったのは予想通りでした。主人公が一転して敵側に回るのはコードギアスのゼロレクイエムに似ているので意識したのかも。
最終回でエレンがミカサのことが好きだったのは意外なのと、10年は引きずってほしいと話してたのは爆笑しました。アルミンもドン引きしてたし(笑)
3年経過してもミカサはエレンLOVEだったので、エレンはさぞ喜んでいることでしょう(笑)
リヴァイは最後まで生き残りましたね。退場した調査兵団たちに「心臓を捧げよ」のポーズをしたのはウルッときました。ここが一番感動したかも。
エレンが倒され、巨人の力がなくなったことで巨人化されたエルディア人も人間に戻りました。ジャンやコニー、ガビが巨人になったときはショックでしたが元に戻れて一安心。コニーのお母さんも人間に戻りましたしね。
戦士組は割とハッピーエンドですが、ミカサだけが報われないのが悲しいですね。エレンとミカサが相思相愛だったのに、エレンは巨人の力をなくすために、ミカサはそれを受け入れてエレンを討ち取る選択をしたのはツライ。
ルルーシュみたいに予想外の出来事で生存してほしかったですね。。。
【進撃の巨人】ラストシーンのコマは?
進撃の巨人の最終コマがニュースに出た時かなり話題になっていましたが、最終回では残念ながら最終コマになっていません。
最初どうやってこのコマに繋がるんだろうと、ワクワクしながら読んでいましたが全然違いましたね(笑)
ラストシーンは先程話したとおり、ミカサがエレンに「マフラーを巻いてくれてありがとう」とつぶやくシーンで終わります。
じゃあこのシーンはどこにいった?となるわけですが、このコマはエレンとアルミンとの回想に出てきます。このコマはグリシャが赤ん坊のエレンに「エレン。お前は自由だ」と喋っています。
グリシャはジークを縛り付けていたことを反省して、エレンには自由だよと話したのかもしれませんね。ジークに対する洗脳教育は恐怖でしたし。
ただ、このコマはラストシーンから変更してよかったのかなと思います。
あれがグリシャではなくエレンだったのであれば、ミカサが選択を誤りパラディ島以外の人類が滅亡するバッドエンドだったかもしれないので。エレンは「向こうにいる敵…全部殺せば…俺たち自由になれるのか?」と発言していますしね。
パラディ島の敵をすべて殲滅し、エレンの子供に「敵はもういない。お前は自由だよ」と話しているシーンである可能性もありそうです。
それはそれでエレンは数年は生き残るので良かったのかもしれませんが。ミカサの回想に出てきたエレンの提案を受け入れた先の未来でもあったかもしれませんね。
やはり、ミカサが回想でとった選択がストーリーに大きな影響を与えたのは間違いなさそうです。
※最終巻でラストシーンが追加・変更されています。気になる方はこちらからどうぞ。
進撃の巨人の最終回でモヤッとしたこと
進撃の巨人が最終回を迎えたうえでモヤッとしたことを書きます。
・ハルキゲニアどこいった?
・巨人の力をなくすのであればハルキゲニア討伐で良くない?
・アッカーマンの「巨人科学の副産物」の設定が雑
・ミカサの東洋人の設定や腕の印
ハルキゲニアどこいった?
まずハルキゲニア。いつのまにか消えてました(笑)
あいつどこいった?と。諸悪の根源はエレンよりハルキゲニアだと思うのですが、ライナーたちに取り押さえられたシーン以降、いつのまにか消えてました。
巨人の力をなくすのであればハルキゲニア討伐で良くない?
エレンの目的は巨人の力をなくすことでした。
ただ、巨人の力の正体は有機生物であるハルキゲニアのはずです。始祖ユミルに寄生したのもあいつですしね。エレンに寄生したハルキゲニアごと討伐するのであれば仕方がなかったのですが。
エレンに寄生したまま体の一部を分離させたのであれば納得しますが、鎧の巨人よりデカイので本体にしか見えないんですよね(笑)
エレン自身を討伐させアルミンたちを英雄にする目的も達成するのであれば、エレン討伐も必要なことだったのかもしれませんが。。。
アッカーマンの「巨人科学の副産物」の設定が雑
進撃の巨人の最終回でも結局アッカーマンの「巨人科学の副産物」という設定が雑に感じました
ミカサやリヴァイの強さの秘密が「巨人科学の副産物」という設定であり、詳細がすごく気になる設定です。しかし、結局判明したのはジークが話した「巨人化できるユミルの民に対し様々な実験を行った結果生まれたもの」との情報のみ。
少し前までは宿主の命令で力が覚醒するとかエレンが言ってましたが結局あれはエレンの嘘でしたしね(ジークはそんな習性はないと話しています)。
まだ単純にアッカーマンは、うちは一族のように愛の喪失でリミッターが外れるとかの設定のほうが腑に落ちたのかなと。
ミカサの東洋人の設定や腕の印
ミカサの東洋人の設定もストーリーに大きく関係はありませんでしたね。
ミカサが誘拐されたときも「東洋人」が特別であるかのような扱いでしたが、結局「記憶改ざんを受けない」「匕イズル国の将軍の末裔」ということが分かっただけ。
また、ミカサの腕の印も何なのかも分かっていません。
代々ミカサの一族が腕に印を刻印していたので重要な役割を担っているのかと持っていましたが特に説明はありませんでした。
匕イズル国の血筋であることの証明くらいですかね。。。ミカサの頭痛の正体も結局明らかになりませんでしたし。公式ファンブックが出るのであれば明らかにしてほしいところです。
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